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2019年11月 5日 (火)

大学の実験《コンピュータサイエンス専攻/スイミー》

冬の寒さが垣間見えてきた時期でしょうか?

大学院ブログのCS専攻担当
スイミーです。

今回は実際に研究室で使用している機材について紹介していきたいと思います。
いくつかは既に研究紹介などで見せているかもしれません。

1. 脳波計
主に空間分解能に優れるfMRI(functional magnetic resonance imaging)や時間分解能に優れるEEG(Electroencephalogram)等があります。自身の研究室にあるのはEEGの方ですね。脳波計は脳の電気活動を測り、被験者の思考や感情を読み取るために使用します。チャンネル(電極数によって測れる部位の数が変わってきますが、それだけ実験時間と解析時間も長くなっていきます。実際に研究で用いる際は周辺環境からのノイズや瞬きによる筋電位などに配慮しなければならないため、実験準備にも時間がかかります。脳波計測に興味のある学生は多く、毎年使用しています。

2. 脳血流計測機器
NIRS(Near Infra- Red Spectoroscopy)は近赤外分光分析法の略で頭皮の上に設置したプローブから大脳外側部の血流動態を計測する機器です。脳血流を計測することによって、酸化ヘモグロビンと脱酸化ヘモグロビンから人間の脳活動を調べることができます。最大の利点は簡易に計測を行えるため、被験者への負担も少なく、自然に近い環境下で脳の活動状態を測定できることです。

3. 視線計測機器
人間がどこを見ているのかを機器を用いて調べることができます。研究室では自動車運転中、ゲームプレイ中、スマホ操作中等の視線を計測しています。分析の際、計測したデータを実際に見ていた画像と合わせることで、視覚的にもわかりやすいものができます。直観的にわかりやすいというのは大きな利点です。

4. VR機器
いろいろな研究室で導入されているのを耳にします。大学内でも所持している研究室は少なくないかもしれません。HTC VIVEOculus Questなど個人で買う分にはまだまだお高い製品ですが、研究費で買う場合は安い部類です(100万を超える機器もありますしね。また、学生からの人気もあるので、研究室見学の段階からやる気のある学生が出てくるのではないでしょうか?
VRを用いて行われる研究は研究室ごとに様々です。一例としてはVR酔いに関する研究が行われていたりします。VR酔いの原因を探り、解決方法を探っていく研究で、実際に被験者にはVR映像を見ながらVRを体験してもらいます。VR酔いが激しい人にとっては地獄かもしれませんね。
他にも実際にVRのアプリケーションを作ってしまい、他の研究と絡めたVR研究をしようとしている人もいます。

5. 液晶シャッター眼鏡・赤外線エミッター
これら2つを使用することによって、立体視された映像を被験者に見せることが可能となります。3D映画を見る時を思い浮かべてもらえればわかりやすいかもしれません。被験者は眼鏡をかけ、映像を見るだけでよいので、実験も簡単に行うことができます。

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今回は私が所属している研究室の計測機器について紹介しました。
他の研究室でも特色に沿った実験機材を置いているため、研究室見学の際などには是非確認してみてくださいね!
また、他の研究室の実験機材を貸してもらうこともできるため、どんな機器がどこにあるのかを知っておくといざという時に役に立つかもしれません!

次回のブログもお楽しみに!

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