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2019年5月22日 (水)

脳の仕組みを解き明かす!《コンピュータサイエンス専攻/スイミー》

お久しぶりです!

大学院ブログのCS専攻担当
スイミーです。

今回は私が取り組んでいる研究について紹介します!

私が現在取り組んでいるのは
『脳波』
に関する研究です。

所属している研究室の名前自体が『ブレインコンピューティング研究室』というキラキラしたネームとなっており、主に脳情報処理の仕組みの解明に取り組んでいます。

この研究を始めたのはTVで茂木健一郎さんが出ている番組を見たことがきっかけです。
そこでデジタルに表現された脳ネットワークや、脳の神秘について語る脳科学者の姿を見て、かっこいいな、自分もそんな研究者になりたいな、と感じました。

人間の脳内でどのような処理が行われているのか、生物の意識というのがどのように発生しているのか、そんなことを考えるだけでワクワクしませんか?

脳科学の研究の面白さはそのようなところにあると感じます。
実験で得られた結果から脳内処理の仕組みを考え、少しずつ『脳』を解き明かしていく。これは人間の真理(心理)探究に他なりません!

そんな『脳』の研究ですが、やはり大変なことも多々あります。
それは実験機材で精確に脳波を測定することが難しいということです。
体動、腕の曲げ伸ばし、まばたきなど、計測時にはノイズが発生する要因がたくさんあります。

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それらが多く含まれたデータから解析処理を行っていくのですが、ここでもまた問題があります。皆さん、どれくらいのデータを処理すると思いますか? 100個、1万個?

実験タスクによっては脳波を10秒程度計っただけでも、64万個以上のデータが生まれる可能性があります。
本当にびっくりですよね! エクセルでデータを開くとスクロールバーが見えなくなってしまい、データ量の果てしなさに意識が遠のいてしまいそうです。
ですが、それらの処理をどう適切に行っていくのか考え、実行していくことこそが研究でもあります。

また、脳を調べていくうえで、研究の成果が実際に現実世界で役立っていることもあります。
世の中には筋萎縮性側索硬化症(ALS)という病気があります。
全身の筋肉が硬直してしまい,最後には寝たきり状態になってしまう病気です。
しかし、思考に関しては健常者と同様です。
そのため、読み取った脳波を解析し、現実世界にアウトプットすることで、ALS患者の意思表示を補助することができます。

人間が生きている中で見えはしないが最も近くにある神秘について、あなたも一緒に研究してみませんか?

次回のブログもお楽しみに!

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